「話す力」が面白いほどつく本―効果は“スグに”現れます! (知的生きかた文庫)

「話す力」が面白いほどつく本―効果は“スグに”現れます! (知的生きかた文庫)

妻は会話のノウハウ的なものを嫌がるのだが、
会話の目的と手段を混同しているのでそう感じるのではないだろうか。


コミュニケーションは技術だと思う。
その技術が暗黙知だろうが経験知だろうが、
「あの人ともっと仲良くなりたい」という目的の達成に役に立てば、それでいいと思う。


■聞いてますよアピール

相手に、自分が話を聞いていることをまず確認させよ。 P118

・アクティブリスニング
 相手の言ったことを鸚鵡返しに言う、というテクニック。
 テクニックて言うとなんだか大げさだが。
・YES・BUT法 
 「あなたの考えは〜ですね。私は〜と考えます。」
 反論する場合も、相手の主張から切り出すというテクニック。
 自分もよく「でも〜」て話してるな。
 相手が話した後の自分の言葉が「but」から始まらないように気をつけよう。
 

話を聞くことの大切さはよく耳にするけれど、
聞いたことを相手に伝える大切さについて言及されることは少ないんじゃないか。
言われてみれば当たり前のことなのだが勉強になった。


■メリハリのある話し方をするには
 ①「。」で終わる。
 ②一文を短くする。
 ③接続詞を多用する。
接続表現の大切さは「論理トレーニング101題」で学んだ。
意識して会話にも生かしていこう。


■マジックフレーズを使う。
この名前は著者が付けたのだろうか。マジックフレーズとは、挨拶やお礼の言葉等のこと。
要するに慣用表現だ。
使う際のポイントは、
①先手で使うこと。
②合間合間に出来るだけ多く使うこと。


■この本の中で最も心に刺さった言葉。

いったい、「照れ」とは、どのような状態を指すのでしょうか?
それを一言で言うと、「自分自身にこだわっている姿」と言えるでしょう。 P48

自分自身にこだわるのをやめて、もっと話をしに行こう。