人生の最後に残るもの

妻のお母さんに、「なるべく私が残るようにするけど、無理なら彼(お父さん)はどこかの施設に入れてね。」と言われた。 お母さんは特別擁護老人ホームで働いている。 家庭で認知症の両親を介護するうちに、親子の情が消えてしまうケースも多くあるらしい。 認…

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テスト

安岡正篤という人

宰相の指導者 哲人安岡正篤の世界 (講談社プラスアルファ文庫)作者: 神渡良平出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/01メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る会社の先輩に教えて頂いて読んだ。 今まで安岡正篤という人の存在自体を…

書いていて良かった

読んだもの、考えたことについて、まとまったものを書くのはしんどい。何のために書いているのか分からなくなるし、背伸びをして身の丈に合わない言葉を並べることに疲れてしまう。 でも、こうして2年前に書き残していた言葉を偶然目にしてしまうと、「書い…

働きながら勉強することの大変さは、分かっているつもりだった。勉強それ自体が楽しいと思えないと、続かないな。きっと。 踏ん張るんだ。そこまで。

死をポケットに入れて

死をポケットに入れて (河出文庫)作者: チャールズ・ブコウスキー,中川五郎出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2002/01/01メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 37回この商品を含むブログ (65件) を見る・老いるっていうのはこういうことなのかなぁ。 ・死…

手帳 その後

以前、ミニ6のシステム手帳を使い出したと書いたが、少し使ってすぐやめた。 確かに便利だったのだが、モールスキンのようにモノとしての愛着が持てなかったからだ。 モールスキンは、覚えておきたい言葉のメモとして使っている。 直近の書き込みは、「『あ…

哲学の教科書

哲学の教科書 (講談社学術文庫)作者: 中島義道出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/04/10メディア: 文庫購入: 15人 クリック: 228回この商品を含むブログ (89件) を見る・哲学史の教科書ではない。哲学とは何かという「実感」に導いてくれる本。 (大学で哲…

脳を活かす勉強法

脳を活かす勉強法 奇跡の「強化学習」作者: 茂木健一郎出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2007/12/04メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 14人 クリック: 255回この商品を含むブログ (281件) を見る著者自身の勉強方を紹介し、著者の専門である脳の働き…

迷い。或はただののろけ。

公認会計士試験に挑戦することについてまだ踏ん切りがつかないでいる。勉強することに迷いはないのだが、取り組み方と、その後の身の振り方を考えていると混乱してくる。合格者が増えたとはいえ超難関資格。仕事を続けながらなんて程度の覚悟で合格できるの…

今年、年齢が足のサイズを超える

特に意味は無い。そう気がついただけ。 ムーン・パレス (新潮文庫)作者: ポール・オースター,Paul Auster,柴田元幸出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1997/09/30メディア: 文庫購入: 20人 クリック: 334回この商品を含むブログ (215件) を見る他で買って読んだ…

パフォーマンスマネジメント

パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学作者: 島宗理出版社/メーカー: 米田出版発売日: 2000/03/01メディア: 単行本購入: 39人 クリック: 312回この商品を含むブログ (119件) を見る強化の話は大学の授業で聞いていた。読んで思い出した。…

人生の短さについて

生の短さについて 他2篇 (岩波文庫)作者: セネカ,大西英文出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/03/17メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 39回この商品を含むブログ (88件) を見る しかし、われわれは短い時間を持っているのではなく、実はその多くを浪費…

ニューロマンサー

ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF)作者: ウィリアム・ギブスン,黒丸尚出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1986/07/01メディア: 文庫購入: 38人 クリック: 760回この商品を含むブログ (293件) を見る正月は、SF。 攻殻機動隊の元ネタという余計な予備知識が…

音楽から遠く離れて

以下の記事を読んで考えたこと。 「終わりの始まり」―― 音楽業界の2007年と2008年 私は大学4年間、音楽漬けだった。ビッグバンドジャズをやるサークルに所属し、寝ても覚めても、良い音を出すこと、素敵なセッションをやることしか考えていなかった。 就職し…

胡散臭い自己啓発本の共通点

電通「鬼十則」 (PHP文庫)作者: 植田正也出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2006/09/02メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 102回この商品を含むブログ (41件) を見るこの本、本屋でちらと目次を見ただけで買ってしまったのだが、失敗だった。 でも、電通「…

具体的な日記

会計士を目指して勉強されている社会人の方々のブログを沢山拝見して感じたことがある。 「記事内容が具体的な人ほど合格している(成績がよい)」 自分は・・・

法律の基礎の基礎

会計士講座の説明を聞きに某予備校へ行ってきた。 個別に質疑に応じていただいた職員の方に「法律的な考えか方を身につけるために岩波なんかを読んでおくと良い」とアドバイスをいただいた。岩波で帰納的に学ぶのは効率悪そうなので、少し調べて良さそうな法…

劣等感との戦い

「自分はまだ本気を出していないだけ」 この言い訳の嘘は知っているつもりだった。 でも、居た。 自覚した。 本気をだしていないからと言い訳している自分の弱い心が見えてしまった。 にわかには受け入れがたいが、事実。出来ないことを思い知るのが恐いから…

勉強をする理由

学問のすゝめ (岩波文庫)作者: 福沢諭吉出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1978/01/01メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 414回この商品を含むブログ (128件) を見る 人は生まれながらにして貴賎貧富の別なし。ただ学問を勤めて物事をよく知るものは貴人と…

手帳を買う

今年はMORESKINEのポケットノートに薄い手帳を挟んで使っていたのだが、来年はシステム手帳を使ってみることにした。高い物に手を出して、やっぱり使わないという事になるのが恐いので、1300円のものを購入。 PILOTのミニ6システム手帳。ジャストリフィルサ…

会計ビッグバンの後先

2011年までに国際会計基準に日本の会計基準をあわせることになるらしい。 「企業の会計、国際基準と全面共通化・2011年までに」少し前までは、会計ビッグバンだとかコンバージェンスだとか、ルールがコロコロ変わって迷惑だと思っていた。でも、考えてみると…

忙しいときほど胸にしみる本

ミスター・ヴァーティゴ (新潮文庫)作者: ポールオースター,Paul Auster,柴田元幸出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/12/22メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 15回この商品を含むブログ (60件) を見る小説は、忙しいときに読むにかぎる。なぜなら、ストー…

仕事は楽しいかね?

仕事は楽しいかね?作者: デイルドーテン,野津智子出版社/メーカー: きこ書房発売日: 2001/12/01メディア: 単行本購入: 94人 クリック: 1,676回この商品を含むブログ (232件) を見る進研ゼミの勧誘マンガを楽しむ感覚で楽しめる一冊。 この手の本では「成功」…

PRESIDENT6/18号「板挟みの心理学」

二人の上司のモチベーションや価値観の違いによる板挟みをどう回避すべきか、具体的な示唆を求めて買ってみた。小手先のテクニックは色々と紹介されていたが、はたして自分にそれらが扱えるか自信が無い。ただ、確認というか、やっぱりなと思ったことがある…

入社3年目までにやるべきこと

入社3年目までに勝負がつく77の法則 (PHP文庫)作者: 中谷彰宏出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 1998/03/01メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 79回この商品を含むブログ (24件) を見る厳しく、熱いメッセージ。 きっと新入社員に読んでもらうことを前提に…

数字に強いとはどういうことか

「週刊東洋経済4/14 畑村式 数の極意」を読んだ。経理に配属されて2年間、モヤモヤと考えていたことが書いてあった。 数字に強いとは、 (1)考えのとっかかり・基本となる数字を実感を伴って暗記していること (2)暗記している数字を利用して、自分が知らない…

大審問官

カラマーゾフの兄弟(上巻)改版 (新潮文庫) [ フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフス ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 文庫・新書 > 文庫 > その他ショップ: 楽天ブックス価格: 961円 そう、お前は自分の偉業が福音書に書きとどめられ、末永く地の果…

仮想の中を生きてきた

脳と仮想 (新潮文庫)作者: 茂木健一郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/03/28メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 27回この商品を含むブログ (112件) を見る私が見ている「この赤」が、妻が見ている赤と同じかどうか確かめる術はない。私たちは生まれたと…

何が君の幸せ?

一年前、嫁の祖母が倒れた。危篤状態から奇跡的に生還したが、ボケてしまった。 彼女を見舞いに行くたびに、人間の幸せというものを考えさせられる。 身体を悪くし、知恵を失い、記憶すら消え去ろうとしている時、それでも残っているものがある。確かに、存…