人生の最後に残るもの

妻のお母さんに、「なるべく私が残るようにするけど、無理なら彼(お父さん)はどこかの施設に入れてね。」と言われた。
お母さんは特別擁護老人ホームで働いている。
家庭で認知症の両親を介護するうちに、親子の情が消えてしまうケースも多くあるらしい。
認知症になり、自分が積み上げてきたあらゆるものを失う時、最後に残るもの。それは、家族の、他人の中に生きる自分の姿だとおもう。

家族との幸福な思い出を、たくさん作ろう。

安岡正篤という人

宰相の指導者 哲人安岡正篤の世界 (講談社プラスアルファ文庫)

宰相の指導者 哲人安岡正篤の世界 (講談社プラスアルファ文庫)

会社の先輩に教えて頂いて読んだ。
今まで安岡正篤という人の存在自体を知らなかったのだが、日本にこんな人がいたのかとただゝ驚くばかり。

書いていて良かった

読んだもの、考えたことについて、まとまったものを書くのはしんどい。何のために書いているのか分からなくなるし、背伸びをして身の丈に合わない言葉を並べることに疲れてしまう。
でも、こうして2年前に書き残していた言葉を偶然目にしてしまうと、「書いていて良かった」と思う。
これを書いていたときは、このあとどんなことが起こるかぜんぜん分かっていなかった。現実は容赦なく変化して僕を叩きのめし、それでもまだ、僕はなんとか頑張っている。
あの頃の僕も頑張っていたようだけど、今の僕から見たら温いね。そう思えることが誇らしい。無駄に時を刻んできたわけではないのだということが分かるから。


「書いたものしか残らない」


大学の恩師が教えてくれた言葉だ。
僕の言葉はきっと他人の役には立たないだろうけど、未来の自分の為に、残しておいてあげよう。

死をポケットに入れて

死をポケットに入れて (河出文庫)

死をポケットに入れて (河出文庫)

・老いるっていうのはこういうことなのかなぁ。


・死ぬ瞬間までやっていたいことを、いつもやっていたい。

手帳 その後

以前、ミニ6のシステム手帳を使い出したと書いたが、少し使ってすぐやめた。


確かに便利だったのだが、モールスキンのようにモノとしての愛着が持てなかったからだ。
モールスキンは、覚えておきたい言葉のメモとして使っている。
直近の書き込みは、「『あきらめない』をラーニング」
青魔法大好き。


それで、手帳はどうしたかというと、A5のルーズリーフに落ち着いた。
もう半年使っているが、めちゃくちゃ便利である。

  • 全てのメモとカレンダーが同じファイルに収まってしまう。(以前は別にノートを持っていた)
  • 資料は無地のルーズリーフに印刷して綴じられる。(A5はA4からの縮小が楽)
  • ToDo専用ページを作って移動させながら使える。
  • 大きすぎず小さすぎず。


たくさんのルーズリーフバインダーを比べて、辿り着いたのがこれ。
レイメイ藤井のビジネススリムバインダーA5
店舗でおいてある所はほとんど無い。ハンズにもロフトにも伊東屋にも無い。新宿の世界堂でようやく見つけた。

ジウリスも使ってみたけど厚すぎた。
ルーズリーフはマルマンの無地。

カレンダーは同じくマルマンの見開き1ヶ月のもの。



最後に、この半年間手帳病に侵されて、手帳術の本やサイトを読み漁り、実際に試してみたりして分かったことがある。


そもそも自分がしっかりしないと、手帳で何やっても駄目。


当たり前だ。