ソフィーの世界 哲学者からの不思議な手紙

ソフィーの世界 哲学者からの不思議な手紙

この本を読むのは2回目。前回は高校2年の秋だった。
その時は図書館で借りて読んだのだが、ブックオフで105円だったので思わず購入・・・したのが2年前。
思い出してはちびちび読んで、昨夜読み終えた。


哲学講義はともかく、小説としてのプロットをほとんど忘れていたことに驚いた。
こんなラストだったっけ?知らない間に結末が変わった?
もちろん私が勝手に忘れただけなのだが、本のなかで本を読むというこの物語の構造もそう感じさせる一因ではないか。
“この本は生きているのではないか?”という不思議な感覚を与えてくれるすばらしい本だ。


そういえば、「はてしない物語」もそういう本だったな。
あれを読んだのは小5の時だから、今読んだらだいぶ内容が変わってそうだ。